気持ちを作ってくれるもの
心をつたえてくれるもの

多くのものが覆われ、整えられ、美しく、便利。
その反面、足りないもの、はみだしたものを許さない不便な側面も。

余白を埋める想像力
欠けているものの可能性
散るからこと美しい！

日本人が昔から持っている美意識を忘れず生きていきたい
狂言は笑いの芸術
「完璧」のない芸術の世界にいるからこそ
それらの美しさ、不便さを許容し乍ら生活していきたい

素直に恙無く生きていきたい
皆の大切な人が皆長生きしてほしい
骨の髄まで狂言師　骨に成っても狂言師

今を生きているという事
私がわたしである証し

〜何故なら人はこの世に誕生する時以外は衣を身につけている。
そして、現代人にとっての第二の皮膚ともいえる衣は、わたしの意志によって自由に無限に選ぶ事ができるから〜

いかし
活かされ
ともに生きる
楽在人和

〜ジェンダー平等な狂言をひろめ
サスティナブルな社会の実現を目指す〜

コロナ収束
文化を未来へ
ソーシャルディスタンスでもハートはHug♡
子どもの健全な心をはぐくむ、こども狂言教室開催中！！
丁寧な暮らし
日本の素晴らしさを狂言で伝える
やさしさと愛を生き方に
狂言の笑いで免疫力アップ

美しくて、面白くて、合理的で、
身に着ける私の身体と心を躍らせるもの。

Contemporaryの語源を調べてみました。
ラテン語のCon（一緒の）+ temporarius（時代の）→tempus（時、時代）+ arius（〜の）
ということで、同じ時代の（人、こと）とか時を同じくするところから、現代的という意味が生まれたのですね。

振り返れば、今の現代的とはずいぶん違う現代的な生活がたくさんあったのですよね。社会や流行はどんどん変わっていきますから。そうした移り行くものと、私、やそれぞれの人が刻んだきた時や過ごしてきた時代が“時間を同じく”して存在している生活が、Contemporary Lifeなんじゃないかなと思います。だから、人それぞれの色や雰囲気や背負ってきたものがとても豊かで様々で。そして自分が過ごしてきた時間を大切にしているからこそ、今も一生懸命生きている。全部ひっくるめて Con- temporary Lifeだなと。

私の中には狂言の室町時代から続く人の心、道義や笑いや自然観や歴史やら…も同居しています。他にもいろいろたくさん。
それが私を生かしています。そんな私が送るContemporary Lifeはとても楽しいです。

コロナ禍で、人が生きて行くのに必要なものとは何だろう？と考える機会が多くありました。

人は一人では生きていけないですし、“健康で幸せに”生きて欲しいですし、自分も健康で幸せに生きなくてはと思います。なので、笑うことはとても大切で、日々の生活の中に笑いや幸せはある、と感じられることがこれまた大切だと思います。

私は狂言師なので狂言抜きに私の幸せはないのですが、狂言の中には、上記の全てが詰まっていました。狂言を通して多くの方が笑い、楽しみ、幸せの本質を感じてくださり、その舞台を自分が勤めていたら自分も幸せでいいなと考えた結果、たくさんの舞台の企画をするに至っています。皆様と舞台でお会いできる日を楽しみにしたい今日この頃です。

あと、7つの海を狂言に渡ってもらうことを考えています。